OWNERS STORY

それぞれの皮ジャン物語
  • Vol.1 Kenichi Asai
  • Vol.2 Takaya Yoshida
  • Vol.3 Motoharu Hirano
  • Vol.4 Zip Stevenson
  • Vol.5 Shoichi Goto
  • Vol.6 GAO Nishikawa
  • Vol.7 Minenori Honda
  • Vol.8 Yasuhide Toyama
  • Vol.9 Atsushi Oyagi
  • Vol.10 Seiji Guitar Wolf
  • Vol.11 Naohiro Takahara
  • Vol.12 Takashi Takayama
2010 vol.01 ミュージシャン 浅井健一

男が身につけるアイテムのなかでも特別な存在がレザージャケット。
もともとはモーターサイクリストたちのライディングギアとして生まれたけれど、時代とともにそれは反骨のシンボルとなり、アーティストのトレードマークになったり、そして外すことができないファッションアイテムへと進化した。
そんなレザージャケットを愛用する人たちのそれぞれのレザージャケットへの思いを聞く。
photo/M.Nagata 永田雅裕

OWNERS STORY 2010 vol.01

OWNERS STORY vol.01

「レザーは長く着るほどにカッコよくなる。」

レザージャケットは昔からよく着てたよ。単車に乗るとき、ライブで着るときもあるし、昔はディスコに行くときなんかも着て行ってたよ。やっぱりレザージャケットのイメージって丈夫で、長持ちで。ビニールとかのジャケットなんかはずっと使っていても味や風合いって出にくいじゃん。でもレザーの場合は長く使っていくとどんどんカッコよくなっていくっていうか。そこが誰もが大昔から着ている王道になった理由なんじゃないのかな。

初めて手にしたのはダブルの革ジャン。小さな商店で買ってね。それを着ていたなあ。もちろん、ブランドだってわからないレザージャケットだったけど。そのころはストレイキャッツとか、すごいカッコいいと思ってて、彼らがダブルの革ジャンを着てたんだよ。たぶんショットだったと思うんだけど。それから周りのみんながショット、ショットなんて言い始めてショットの存在を知ったかなあ。それでショットのレザージャケットを買って、単車に乗っていろんなところに行ったよ。そのときは別に特別なモノとしてではなくて普通に着てたんだけど、けっこうずっと着てたよ。ライブのときはそんなに着なかったんだけど、逆に普段着としてけっこう愛用してたよね。それが革ジャンとの出会いで、それから30歳くらいまではずっとダブルのライダースだったかな。単車に乗るときはもちろん着てたんだけど、ライダースジャケットって真冬だとけっこう寒いんだよね。だからライダースジャケットの上からもう一枚レザーのハーフコートを着て、レザー2枚重ねで単車に乗ってたよ。東京に出てきたときもサリンジャー(浅井さんの愛車)は自分で乗って持ってきたんだ。もう20何年前の話だけど。ここ最近はあまり乗る機会がなくて、ツーリングとかも行ってないけどね。近所を乗るくらいになっちゃってる。

あとはレザーで言えば、20代の後半にロンドンに行ったんだけど、そこでB‐3のジャケットを見つけて、それ以降はそれをずっと着てたかなあ。すごくそれが温かったんだよね。中にTシャツを着るだけで十分でさ。それが良くって、一時期はライダースからそっちに移行しちゃったかな。自分自身けっこうひとつ似合うアイテムを見つけたらずっと着るタイプ。服のセンスが良くないからさ(笑)。だから気に入ったらそれを壊れるまで着るよ。革ジャンもけっこう着潰して、今も家のどこかにあるんじゃないかな? けっこう何でもそうで、最初はそのときの衝動買い、ほとんど行き当たりばったり。でも気に入ったらいっつもそれ。もちろん失敗したあって思ったモノもいっぱいあるけど。ジーパンなんかも気に入ったらずっと穿いてさ。ポケットなんか裂けちゃうんだけど、それをまた自分で縫って、またダメになるまで穿くことが多いよ。

OWNERS STORY 2010 vol.01

今回たまたまショットとコラボレーションジャケットを作る話をもらったときは、ショットだったらすごくカッコいいし、ぜんせんOKだよねって思ったよ。別にいいよってね(笑)。できあがったモノもすごくカッコいいと思う。この絵はショットのレザージャケットに入れようと思って、偶然できあがったモノなんだけど、すごく気に入ってる。というのもイラストのイメージなんかは最初からなくて、行き当たりばったりで描いたからね。だからそのときの偶然。時間があまりなくてバーッと描いたんだけどね。でもスウェードのジャケットはボタンなんかもオリジナルで作ってもらってるし、すごく満足してる。ずっとこれも着続けるんじゃないかな。

ショットの定番モデルであるワンスターと浅井さんがコラボレーション。本人直筆のイラストがインナーに。サインの入るレザータブや愛車サリンジャーのピンズが付属。9万3450円

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