FACTORY

schottを代表する、超・名作

ショットと言えばモーターサイクルだけではなくミリタリーやワークウエアなど様々なウエアを展開しているが、どうしても一般的にはライダースジャケットのイメージが強いのは否めない。それにはおそらくワンスターの存在が大きいだろう。肩のエポレットに星型のスタッズが配されたこのモデルはショットの代表作として、又ライダースジャケットの代名詞として世界中から支持され続けている。ここではパーフェクトの称号が配された1950年代からのライダースジャケットを年代ごとに見ていこう。



1950s

ショットのフラッグシップモデルに「PERFECTO」のラベルがつけられたのは1940年代から。1953年公開の『乱暴者(THE WILD ONE)』により、ライダースジャケットの人気は最高潮に達した。当時のレザージャケットにはホースハイドが使われていることが多く、熟練された職人たちの手によって製作されたそのライダースジャケットのクオリティは正に“PERFECTO(完璧)”という名前に値するものなのであった。


ショットが’40年代にリリースした「PERFECTO」の’50年代モデル。スタンダードなシルエットに肉厚なホースハイドが配されたこのモデルは、この時点で完成されていたものであることがわかる。(小林永樹氏所有)

1960s

「乱暴者(WILDONE)」を初めとして、1950年代後半~’60年代には様々なバイカー映画が製作され、ライダースジャケットはますます地位を上げた。中でも’60年代に入り「PERFECTO」のタグのデザインが変更され、ステアハイド製が主流となるなどの変更もあり、「ライダースジャケットと言えばショット」という地位を築き上げた時代だったのである。


写真は’60年代の「PERFECTO」。代表作の、肩のエポレットに星形のスタッズが打たれたワンスターである。1950年代からワンスターは不良たちから絶大な支持を受けた。このずっしりとしたステアハイドがバイカーたちの体をしっかりと守ったのである。(木原原石氏所有)

1970s

1970年代には、ライダースジャケットはバイカーだけのものではなくなった。多くのミュージシャンたちがショットのライダースジャケットを着るようになり、ライダースジャケットにロックのイメージが付加されたのはこの頃に確立されたものだと言える。ダブルライダージャケットを身にまとい楽器をかきならすロックスターに世界中の若者が酔いしれた。その陰には当然「PERFECTO」の存在があったのである。


若干細身になったワンスター。ラベルも小ぶりになり合わせ部分も細くなったため、前を開けて着ても様になるようになった。実際当時のミュージシャンの多くはタイトなライダースジャケットのフロントをオープンにした状態でライブに臨んでいた。(弊誌小川所有)

2013

1940年代から受けつがれる「PERFECTO」の称号は、ブランド創業100周年たった今でもなお輝き続けている。世界中のバイカーを、ロックスターを、そして若者たちを熱狂させた「PERFECTO」は、今なおその歴史と共に歩み続けているのである。


こちらが現行のワンスター、613US。ディテールやスタンダードなシルエットは往年のワンスターを踏襲し、変わることのない永遠の定番スタイルを貫き通している。7万7700円

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